京ぽん・ウィルコム新機種の話題です。
■
ウィルコムの2008年春モデル「WX330K」「HONEY BEE」「nine+」を速攻チェック!(トレンディネット)■
2008年春モデル発表会レポート(トレンディネット) ■
「WX330K」まとめ(AirWiki)【WX330K】
・春モデルで唯一、ハイエンドモデルに位置づけ
・文字入力方式はAdvanced Wnn V2で、予測変換候補の選択が右左と移っていくもの
・携帯電話も含め国内機種としては初となるmicro-B USB端子を搭載
・JAVAアプリのヒープメモリーが2MBに増強
・JAVAアプリ版「Googleモバイル」「GMail」などのMIDP2.0対応アプリもストレスなく動作
・充電台は横置きタイプ。
・WX320Kなどよりも上位となるアプリケーションCPUを搭載
・Operaの表示容量同じ
・デコラティブメールの音声は添付ファイルとして処理される
・メニューからメールの項目が省かれている
【WX331K「HONEY BEE」】
・ウィルコム説明員「京セラらしからぬ」“ポップ”なデザイン
・ピンク、ブラック、ホワイトがクリア塗装によるつや有り
・ブルーおよびイエローがマット塗装
・WebキーにOperaマークがついてない
・充電台は横置きタイプ
・メニューの項目にWebもしくはOperaがなく「Bookmark」
…memn0ckさんによる新機種レビューです。上記は既出情報もありますがいろいろ気になった部分。WX330KはWX300K(京ぽん改)→WX320K/KR(京ぽん改2/毛有)からの流れを受け、着実にバージョンアップしております。デコメや赤外線など新機能も増えた、CPUもJAVAもパワーアップ、デザインも良い感じで、悪くない機種です。
■以下、長ーい愚痴です。スルー対象。
だけどなぁ…「WX310K持ちの人」や「2台目需要」の視点から考えると何かが足りないと思うんですよね。まぁそれが「機能」なのかもしれないですけど、それよりも「逆転の発想」とか「思い切り、割り切り」が足りない気がします。「HONEY BEE」のコンセプトはうまくデザインや機能に落とし込めてない感じもするし(後付けではないのでしょうけど、スクエアよりサークルをベースにした方が良かったのでは)。2台目需要としながらメール端末をアピールする(メールは使用機能NO.1らしいのに)とかにも違和感。
例えば、日本では1月25日に発売されたばかりで、何かと話題の
「EeePC」…A5ミニノートPCなんですが、小さい画面に数年前のスペックと、昨今のパソコン事情からするとかなり心許ない。しかし「49,800円の低価格」「カスタマイズする楽しさ」「意外と使える性能」「気楽さ」が受けて、売り切れや予約出荷待ちの人気。ちょっとお金を出せばもっと良いパソコンも購入出来るのでしょうけど、多くの人はすでにメイン機を持っている様子。2台目サブ、場合によっては3台目サブ機という人もいるようです。またデザインと仕上がりから(Airを諦めた)Macユーザーの初Windows機としての需要までも。関連スレの情報の共有の盛り上がり方を見ると「初代京ぽん」のような印象さえ受けます。
PHSの機種は、どうしたって現行の携帯機種に比べて見劣りするのですから、もっと明確に消費者の心を捉える機種が出て欲しいところ。「2台目需要」を狙うならば「HONEY BEE」に「Bluetoothが搭載されてもう少し小さければ」結構需要があるのではとか。「低画素でいいからカメラがついて動画も撮影出来れば」とか。
もしくは機能は最低限だけど、これだけは他にないって売りが欲しい。「USBホスト機能搭載でキーボード付属」「マスストレージ端末として容量がやたら多い」「このサイズでWindowsXPが動く!」「端末自体がマウスになる!」「レゴブロック式ケータイ」「小銭も札もカードも入れられるホントのお財布ケータイ」「食べられる」とか(笑)
いやぁ難しいですねぇ。初代京ぽんや京ぽん2ではあまり「携帯の後追い」って感じもしなかったのですが、どうも最近は…。個人的にはとにかく初代のコンセプト「手のひらにインターネットを。」を極めていってもらいたいです。先日発表されたソフトバンクの
「インターネットマシン」がどれだけのものかわかりませんが、少なくとも「京ぽん」は4年近く前から正真正銘の「インターネットマシン」でした。このまま改善さえしていけば文句のない「フルブラウザ」に近づけるのですから、ワンセグやお財布を「HONEY BEE 改」に譲ってでも、「京ぽん3」は最強の「フルブラウザマシン」を目指してもらいたいです。